ChatGPTが重いとイライラしてしまいますよね。

まだまだ進化中のため、ChatGPTが重い場面は今後も続きそうですが、原因と解決策を知っておくともっと快適に使えるようになります。

ChatGPTが重い・遅い原因と対処法

ChatGPTが重くなったり、表示速度が遅くなる原因はいくつか考えられます。

  • ネットワーク環境の問題
  • ChatGPTへのアクセス集中
  • PCやデバイスのスペック不足
  • ブラウザのキャッシュやCookieの問題

これらの原因を1つずつ見ていきながらどんな対処ができるのか考えていきましょう。

ネットワーク環境を確認する

まず確認すべきなのがネットワーク環境ですね。

ChatGPTはネットワーク上で動作するサービスなので、インターネット回線の状態が悪いとどうしても応答が遅くなってしまいます。

具体的には以下のような場合にネットワークが原因でChatGPTが重くなることがあります。

  • 無線LANの電波が弱い
  • 同じネットワークに多数のデバイスが接続している
  • 通信制限やデータ使用量の上限に達している

 

こういった場合の対処法としては以下のようなことが考えられます。

  1. 無線LANのルーターに近づく、障害物を取り除く
  2. 有線LANに切り替える
  3. 他の接続デバイスを切断する
  4. 通信制限を解除する、データ容量を追加する

ネットワーク環境を改善することでChatGPTの動作が軽快になることも多いので、まずはここを疑ってみるのがいいでしょう。

ChatGPTのアクセス集中による影響

ChatGPTは世界中で大人気のサービスなのでアクセスが集中しやすい時間帯があります。

日本だと昼休みの時間帯とか夕方以降の時間帯はかなりアクセスが多くなるんですよね。

 

そうなるとChatGPTのサーバーに負荷がかかってレスポンスが遅くなってしまうんです。

これはChatGPT側の問題なのでユーザー側ではどうしようもないんですが、アクセスが集中する時間帯を避けるのが得策だと思います。

 

例えば以下のような時間帯は比較的アクセスが少ないことが多いです。

  • 早朝
  • 深夜
  • 平日の午前中

アクセスが集中しにくいこういった時間帯を狙って使うのがおすすめですね。

PCやデバイスのスペックが足りない可能性

ChatGPTを利用するPCやスマートフォンなど、デバイス側のスペックが十分でない場合も動作が重くなる原因の1つです。

ChatGPTは高度な自然言語処理を行うシステムなのである程度のスペックを要求されます。

古すぎるPCだと単純に処理能力が足りずに遅くなってしまうんですよね。

【ChatGPTの推奨スペック】

  • CPU:Intel Core i5以上
  • メモリ:8GB以上
  • OS:Windows 10以上、macOS 10.15以上
  • ブラウザ:Google Chrome、Microsoft Edge、Apple Safari

上記のスペックを満たしていないデバイスだと特に重く感じるかもしれません。

デバイスのアップグレードを検討してみてはいかがでしょうか。

ブラウザのキャッシュやCookieをクリア

意外と見落とされがちなのがブラウザのキャッシュやCookieの問題。

ブラウザにデータがたまりすぎると動作が重くなることがあるんです。

ChatGPTに限らずウェブサービス全般で言えることなんですが、たまにはブラウザのキャッシュとCookieをクリアするのがオススメ。やり方は以下の通りです。

  1. ブラウザの設定画面を開く
  2. プライバシーとセキュリティの項目を選択
  3. 閲覧履歴データの削除を選択
  4. 時間範囲を「全期間」に設定
  5. 「Cookie と他のサイトデータ」と「キャッシュされた画像とファイル」にチェック
  6. データを削除

意外とこれだけでもサクサク動くようになったりするので試してみる価値はありますよ。

ChatGPTの有料版で表示速度は改善する?

実はChatGPTには無料版の他に有料版もあるんです。

有料版だと表示速度が改善するのでは?と期待する人も多いと思います。

結論から言うと、有料版は無料版に比べて以下のようなメリットがあります。

  • より新しいAIモデルを使用可能
  • 高速な応答速度
  • アクセス制限時間が短い
  • プラグインの利用が可能

特に応答速度の改善は魅力的で、有料版なら混雑時でもストレスなく使えるようになるでしょう。

ただ、料金は月額20ドルと少し高めなので無料版で満足できているなら乗り換える必要はないかもしれません。

有料版でも重い・遅い場合の原因と対策

有料版に乗り換えたのに、それでも重い・遅いと感じることがあるかもしれません。

その場合、考えられる原因はいくつかあります。

  • ChatGPTのサーバー側の問題
  • ネットワーク環境の問題
  • 利用デバイスのスペック不足

有料版でも基本的な対処法は変わりません。

ネットワークの確認、デバイスのスペックアップ、ブラウザのキャッシュクリアなどを試してみましょう。

 

それでも改善されない場合はChatGPTのサポートに問い合わせてみるのも手です。

有料会員向けのサポートがあるので詳しく状況を説明して解決策を聞いてみましょう。

表示速度を上げるためのその他の工夫

ここまでChatGPTの表示速度が遅くなる原因と対処法をいくつか見てきましたが他にもできる工夫はあります。

アクセスが少ない時間帯を狙う

先ほども触れましたが、ChatGPTへのアクセスが集中する時間帯を避けるのが賢明です。

早朝や深夜、平日の午前中など、比較的アクセスが少ない時間を狙って使うようにしましょう。

 

特に深夜帯はかなり空いているので日中よりは遥かにサクサク動く印象。

可能であれば深夜帯の利用がおすすめですね。

軽量なブラウザを使用する

GoogleChromeやMicrosoft Edgeなどのメジャーなブラウザは高機能な代わりに少し重めです。

その点、軽量を謳うブラウザであればChatGPTの表示速度も上がるかもしれません。

  • Vivaldi
  • Brave
  • Firefox

自分の環境で最も軽快に動くブラウザを探してみると良いですよ。

ChatGPT APIを活用する

ChatGPTはブラウザで使うのが一般的ですが実はAPIとしても提供されています。

APIを使うと、自分のアプリケーションにChatGPTの機能を組み込むことができるんです。

 

APIを使う最大のメリットはブラウザの制約を受けずに利用できること。

つまり、ブラウザの影響で遅くなるようなことがありません。

プログラミングができる人なら自分専用のチャットボットを作ることだってできちゃいます。

 

ただAPIの利用には別途料金が発生するのでそこは注意が必要。

でも使い方次第では非常に強力なツールになり得るでしょう。

ChatGPTの障害情報の確認方法

これまでに紹介した方法を試しても一向にChatGPTの動作が改善しない場合、実はChatGPT側で障害が発生しているのかもしれません。

ChatGPTの障害情報は以下の方法で確認できます。

公式サイトやSNSでの障害情報チェック

まずはChatGPTの公式サイトを確認しましょう。

トップページに障害情報が掲載されていることがあります。

また、ChatGPTの公式TwitterアカウントでもたまにServerStatusといった形で稼働状況が投稿されるので、フォローしておくと安心。

大規模障害時の対応と復旧見込み

Twitterで大規模な障害が確認された場合、復旧までにはある程度の時間がかかります。

数十分で直ることもあれば数時間かかることもあるでしょう。

基本的にはChatGPT側で原因を調査して復旧作業が行われるため利用者側でできることはあまりありません。

辛抱強く公式の情報を待つしかないですね。

 

ただ単に混雑しているだけなのか、それとも障害なのか見分けるのは難しいですが、明らかに長時間つながらない場合は障害の可能性が高いと考えておいた方が良さそう。

諦めて別の作業をするのもアリかもしれません。

ChatGPTが重い・遅い原因と対処法まとめ

ChatGPTが重い原因と対処法をご紹介しました。

どうしようもない時はありますが、ChatGPTの重い原因が調整できるものであればぜひ試してみてくださいね。